輪廻の観覧車
🕑 Added 2025-06-23 09:22:17 +0000 UTC
ガタンゴトン、ガタンゴトン。
観覧車の音。回りつづける輪廻の音。
「...ねぇ。」
それに混じり合うように、夏樹が私に呼びかける。
「したいんでしょう?」
私は彼女に引っ張られるままに、気づけば観覧車に飲み込まれていた。
「...アタシも♡」
不運なことに、回ってきたゴンドラは透明。本来はより景色が見渡せる、当たりゴンドラではあるのだが...夏樹に主導権を奪われた状態では、全くそうは言っていられない。
ソワッ...♡
むしろこれから起こるであろう事態を考えると...まごうことなき外れでしかなかった。
ソワソワッ...♡♡
「こんなに硬くしちゃって...♡」
夏樹の脚が、黒いハイソックスに覆われた夏樹の足の指が...。
ギュッ♡♡♡
ズボンの上から、巧みに『私』を攻め立てる。
「ああっ...!」
それだけで『私』は大きく、浅ましく主張し...それを欲望のままに求めてしまう。まるで、春香との観覧車を思い出すように。
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
のぼっていくゴンドラの音は、私の鼓動と、
ソワリソワリ、ソワリソワリ...♡
夏樹の足の動きと一体化して。
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
どんどんのぼっていく。
ソワリソワリ♡ソワリソワリ...♡♡
のぼっていく。
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
けたたましい音を立てながら、
ソワリソワリ♡♡ソワリソワリ...♡♡♡
頂点を目指してのぼっていく。
「もう、イキそうなんだ?」
夏樹が子どもっぽく、いたずらっぽく笑いかける。
「ダメだッ、こんなの...!!!」
無邪気な夏樹と、淫らな春香とが混ざり合って、1人の『なつき』を形成していく。2人を都合の良い存在に変えてしまった罪悪感。それを快楽に変える背徳感。もう後戻りできない絶望感。そして...!
「...イケッ♡♡♡」
快楽神経を刺激される、絶頂感。
「はぁうっ!」
私は一段と呼吸を荒くする。丁度観覧車の中間地点、つまり頂点を迎えた瞬間...!
ドピュッ!
パンツの中に、白く粘ついたものを放出してしまう。
「ああっ!あぁ...。」
2つの絶頂が混ざり合い、人間は愚かな生き物に変わっていく。
「あ~あ、イッちゃったね♡」
その様子を見ていたなつきは、足を組みながらケラケラと笑い続けていた。
「あ...。」
きっと私は情けない顔をしているのだろう。快楽に溺れた、滑稽な顔を。
「こんな所で射精しちゃうなんて...変態♡」
愚かな生き物である私には、その言葉に反論の余地はない。何故なら...。
ムクムクッ...!
そのような言葉をかけられて、『私』は再び大きく、硬くなっているのだから。
「こんな変態さんのままじゃ、まともに遊園地も回れないよね♡」
それをなつきは見透かしたように...。
「だから...もう全部、出しちゃおう?パパ♡」
ホットパンツとハイソックスに挟まれた、ムッチリした褐色を、尻を、もう『夏樹』ではない、スッキリとした股間を...その女体の全てを、ねっとりとした上目遣いで見せつける。
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
その間にも、ゴンドラは音を立てて落ちていく。
「も、もしバレたりしたら...!」
悪魔の誘惑から逃げようと紡いだ言葉は、
「へぇ、バレなきゃいいんだ?」
ドキリ。痛烈な一言で堕落に変わっていく。
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
ゴンドラは音を立て落ちていく。
「それじゃあ、さっさと済ませちゃえばバレないよ♡」
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
ゴンドラは落ちていく。
「それじゃあ、ズボン、開けちゃおうか♡」
ガタンゴトン、ガタンゴトン...!
堕ちていく...。
ジーッ...。
ボロン!
そんな音を立てるように、チャックの隙間から現れた『私』は、かつてない程大きく、動物性をもってそこに鎮座して。
ガタンゴトン!ガタンゴトン...!!
その変態性を、透明ゴンドラから全方向へ見せ付けてしまう。しかしそれも一瞬のこと。
ジーッ...。
なつきもまた、ホットパンツのチャックを下ろしていくと...。
ヌチャッ...♡
甘酸っぱく、淫らに香る秘所を解放する。
「それじゃあ...挿れるよ?」
そしてチラリと見える黒下着がずらされると...。
ズチュン!
「あぁあ~ん♡」
いやらしい嬌声を上がり、私たちは1つになった。
「...これで、外から見てもおかしくないよね♡」
確かに私もなつきも、チャックの隙間から挿入しているので、ズボンは脱いでいない。傍から見れば、男の膝に座るカップルに見えるかもしれない。
グググッ...!
バレない。その事実が『私』を更に増長させ、
「あ~ん♡」
太く硬く熱く、なつきを更に喜ばせるのだった。
「あんっ!?」
私はもっとその声が聞きたくなって、たまらずなつきの胸を揉みしだく。
「アンッ♡それダメッ♡♡バレちゃうよぉ♡♡♡」
イタズラっぽい彼女が、たちまちトロリとした顔を向けて来るから。
ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!!
その表情に、私はどうしようもなく堕ちてしまう。
「...ただのカップルさ。イチャイチャしていたところで、おかしくはないだろう?」
形成逆転。私はどこかが壊れてしまった事を自覚しながら、なおも胸の手を、股間を荒々しく動かし続ける。
「あんっ♡そうかな...♡♡そうかも...♡♡♡あぁ~ん♡♡♡♡♡」
ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!!
それに連鎖するように、なつきもまた堕ちて、壊れていく。
ヌチュヌチュ、ヌチュヌチュ...。
壊れた歯車が一つになって。
ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!!
新しい『正解』を形成する。それが『当たり前』になっていく。
ヌチュヌチュ、ヌチュヌチュ...♡
歯車同士はいやらしい水音を立て、秘所を奥へ奥へと濡らし、音を立てて回る。
ヌチュヌチュ♡ヌチュヌチュ...♡♡
ひたすらに快楽を貪る獣の音を立て、堕ちていく。
ヌチュヌチュ♡♡ヌチュヌチュ...♡♡♡
堕ちていく...堕ちてイク♡
「「あああああ!!!!!」」
ドピュ!ドピュドビュ!!ドビュルルルル~!!!
ついに私たちは、行くところにまで行ってしまった。
ドクドクドク...♡
なつきの秘所から、音を立てて白濁が漏れ出す。
「...そろそろ、まずいよね...♡」
しかし、ボーっとしてはいられない。もうじき、この生命の輪廻の旅も終わりを迎えるのだ。
「そうだな。」
なつきは慌てて立ち上がると、白濁をゴンドラの床にこぼさないように、サッとホットパンツを引き上げる。
ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!!
私もチャックを引き上げるが、そんなことでここでの全てを覆い隠せるわけではない。
ガタンゴトン!!ガタンゴトン...!!!
「ねぇ...アタシ、男の子なら『秋人』って名前がいいな♡」
もはや諦めたのか、『そういう雰囲気』を装うことにしたらしいなつき。
「あぁ。きっと元気な男の子だよ。」
私も調子を合わせ、苦笑いのままゴンドラが開かれるのを待つ。
(次はどこでしようか...。)
そんなことを考えながら...。