【報告】W.A.Production Babylon2を購入しました
🕑 Added 2024-11-11 18:50:36 +0000 UTC冬コミ原稿開始していますがブラックフライデーのセールチェックも忙しいのです_(:3」∠)_
W.A.Productionってエフェクターが主で、最近はInstaChord、InstaComposer、LoopEngineなどコード入力や作曲支援プラグインが主だと思ってたんですがシンセも作ってたんですね。話題に上らないんで全然知りませんでした。
ブラックフライデーのセール情報でこのBabylon2っての初めて知ってデモいじってみたんですが、存外に凄く良くて…というか個人的に良すぎて買っちゃいました。
波形をモーフィングしながら鳴らすウェーブテーブルシンセです。Xfer SerumとかVitalとかWaves Codec、UAD Opal、Initial Audio Sektorとかの仲間ですね。
2オシレーター、1サブオシレーター、1ノイズ1フィルターで構成は普通です。
出音は普通です。アナログ系の太々荒々しい系でもヌメヌメ滑らか系でも、デジタル鮮やかキラキラ系でもデジデジギザギザチープでもなく実に普通。起動して鍵盤叩いたら「わぁ~(人´ω`*).☆.。.:*・゜」ってなるような音じゃありません。
ただ、Surge XTいじってて気付いたんですが、この「普通」の音って単音だとパっとしないんですが馴染みが凄く良くてトラックを重ねるのに苦労しません。そして重ねると「良いな…」ってなる音です。
とても使い勝手が良い音です。さすが「普通」
まず良いなと思ったのは、普通のオシレーターのように鳴らせるシングル、波形から波形へモーフする普通のウェーブテーブルのマルチに加えて、4つの波形の間をXY軸上でモーフするクアッドの存在です。私ウェーブテーブルでこれ見たことな~い。ベクトルシンセかよナニコレ素敵(*´ω`)
今どき無い方が珍しいですが9重までユニゾンできます。
FM、AM、RM変調できます。OSC3のサブオシレーターがモジュレーターになります。FMAMRMどれか1つじゃなくて3つ同時にかけられるの面白いかも。
ノイズの種類が沢山あるのは良いシンセ。明るいのから暗いのまで9種類あります素敵(*´ω`)
フィルターの種類が沢山あるのは良いシンセ。RMG A Cleanのなんだか分からないけどクリアでレゾナンス上げた時のシィ~チリチリチリがカッコイイ素敵(*´ω`)
スケールが微分音対応してます。プリセットにアラブペルシャトルコあたりで使われてる半音の半音が混ざったエキゾチックスケールがあります素敵(*´ω`)
フィルター、アンプ、モジュレーションのADSRエンベロープのそれぞれのカーブをベジェで好きに描けます。モジュラーシンセのドラムエンベロープモジュールやWaves Elementなんかにある「アタックが瞬間的に持ち上がって下がってクリック音を出してからまた持ち上がってディケイに繋がってく」とかできます。というかそれよりさらに自在に調整できます素敵(*´ω`)
アルペジエーター付いてます。今どきのコードを押さえるとコード構成音でパラパラパラってやってくれるやつです。ゲートとベロシティもいじれます。Gen(ジェネレート)を押すとランダムでいくらでも作ってくれます。最近はこのくらいは普通ですね。
モジュレーションはLFO2つにエンベロープ4つ。オシレーターの波形そのまま使って色々なLFOにできます。サンプル&ホールドないの寂しい。
ビブラートって他のシンセでは見かけませんね。エンベロープで振幅が動くLFOです。他のシンセだと「LFOのモジュレーションをエンベロープでモジュレーションしろ」の二手間かかりますがこれなら一手です。
ライザーサウンド(EDMで盛り上がるとこでグイングイングインシュワーって鳴るやつ)とか作るのにも便利そうです。アタックリリース15秒までありますね。
あとモジュレーションマトリクス方式です。LFOをつまみにドラッグ&ドロップする方式じゃないのは最近のシンセとしては痛手。
エフェクターは普通。
Distにはサチュレート、オーバードライブ、ディストーションがあります。スレッショルドがあってゲインが閾値を超えたところにだけディストーションがかかるようにできるの良いですね。
あとは普通です。でもシンセって最終的には自分でお気に入りのエフェクターでエフェクトチェーン作ってかけるようになるので内蔵エフェクタってまぁどうでもいいかなっていうか。
そして一番良いなと思ったやつ。ウェーブテーブルエディター内蔵です。ウェーブテーブルをシンセ上で自作できます。
基本的にはベジェで好きに波形を描けるLine AとLine Bを合成して作ります。たぶんLine Aで基本形を描いて、Line Bを動かして細かなモーフを作れみたいな感じでしょうか。
それとは別にセカンダリ波形や、インポートしてきたWavファイルを合成できます。
個人的に凄くいいなと思ったのはSmth(スムース)つまみです。ウェーブテーブルってトゲトゲギザギザした音が出がちなんですが、Smth上げると波形の角が取れてLPフィルタかけていったように音が丸くなります。オシレーターの段階でこれができるの凄く良い素敵(*´ω`)
出音が普通なおかげかCPU使用率低くて軽いです。ユニゾン作ってコード鳴らしても10%超えません。本体100MB前後で今どきのシンセとしては凄くコンパクトです。
これはすごく遊び甲斐のあるシンセです。シンセの要素が全て1画面に収まってるのも相まっていじってて凄く楽しい。
プリセットバンクも多数発売しててW.A.Production力入れてますね。セール情報聞くまで私も存在すら知らなかったんですが、やっぱモジュレーションマトリクス方式なのと、出音が普通でパっと聴き地味で目を引かないからですかね。
派手なSerumや無料のVitalがありますし、ウェーブテーブル「も」できるAvengerとかPigmentsとかCurrentとかPhase Plantとかありますし、あまりこれを選ぶ人ってのはいないのかもしれません。
でも私は軽くて遊び甲斐のあるBabylon2みたいなの大好きです(*´ω`)
先日のVoltage Modularに続き、これもFanboxのご支援で購入させて頂きました。
こういう買い物ができるのはご支援のおかげです。ありがとうございます。